Wednesday, September 02, 2009

レーシック LASIK 体験記 【手術当日】

2009年8月30日。運命の手術の日。

来院したら、まずは視力検査。
検査項目は適合検査の時に比べたら、ずっと少なくて、
一通り検査したら、先にお支払い。
今回、紹介制度を利用したので当日支払う手術料は1万円引き。
しかも紹介者には後日45000円キャッシュバックします。
この紹介制度の面白いところは、レーシックを受けていない人でも紹介者になれるところ。
つまり、家族の誰かがHPで紹介者登録をして、私を紹介するという形をとれば、
のちのキャッシュバックも合わせて55000円の割引!!

支払いを済ませると、同じ時間にオペ予約している3人が集められて、
術後にかけるゴーグルっぽいサングラス、就寝時に着ける眼帯などを渡されます。
サングラスは2種。透明と黒。私たち3人は迷わず黒を選択!
そしていよいよ、下の手術フロアへ・・・・
スリッパに履き替え、荷物とメガネはロッカーの中に。
あぁ、これが最後のぼんやりワールド・・・・
長い髪は、左耳の下でまとめるようにと、ゴムを渡されます。
そして、ドクターによる最後の診察。手術前の眼のチェックと、色々質問できるのはこれが最後。

待合室で待ちながら、周りの仲間を見る。みんなドキドキしてるのかなぁ・・・
無言の空間で確かめられない・・・・あぁ・・・もうやるしかない・・・・

そして手術用の帽子をかぶり、麻酔の目薬やらを点眼してもらい、待っていると名前が呼ばれる。

きた。オペの順番がきた・・・・!!

裸眼なので、案内のお姉さんの後ろについてぼんやりした廊下をゆっくり歩く。
案内された手術室でまず目に飛び込んだのは、
黄色の機械!パンフレット等で何度も見たのはこれだ!本物のエキシマレーザー!!!!
一瞬、入口で足がすくむ。こわい。でも有無は言わせてくれない。
ベッドに横たわるように言われる。

室内にはドクターや、レーザー技師さんや、看護婦さんやら男女合わせて6人くらいのスタッフがいて、
寝かされたあとは周りでテキパキと準備が進んでいるよう。

こんなにスタッフがいて、あたしの手術をしてくれるドクターはどなた?!
大事なことを確認していなかった・・・
器具を固定される前に、聞かなくちゃ。
「あのぅ、先生はどなたでしょうか?」
「僕です。○○です。」
頭の方から声が聞こえる。でも、0.05のあたしの視力じゃ、先生の顔はのっぺらぼうにしか見えない。
「あたしの眼は○○先生に託します。お願いします・・・」気力を振り絞ってお願いする・・・
「はい、大丈夫ですよ」とか何とか言ってくださった気がするけど、
ここからは終わるまでドキドキしっぱなしだった。

手術は右目から。
瞼を閉じないように、右目を固定される。
左目は普通にまばたきをしても大丈夫。

まずは、フラップの作成。
角膜上層部を一部残して円形に切り、フラップと呼ばれるフタを作るのです。



今回、フラップの作成には、このスイスのZiemer社のFemto-LDVという機器を使います。
ていうか、黄色いエキシマレーザー機のインパクトが強すぎて、
この機械は全く目に入らなかったけど・・・・
ちなみに、このコースにしたのは、経験豊富な医師というのもあったけど、
この機械利用だと、フラップ作成したあとに同じ処置室でレーザー照射できるのです。
こんなビビりな状態で、歩いて手術室の移動とかする必要がなくて、よかったなー。

とにかく、手術は寝てるだけ。上を見てるだけ。
瞼を固定されたあとは、ウィ~ンと黒い物体が降りてきて、
眼の周りを圧迫される感じで固定される。
真っ暗。何も見えない。
看護婦さんの声が聞こえる。「18秒です」「10...9... 8...」
角膜を削って、フラップ(ふた)を作る作業はあっという間に終了したらしい。

次は、レーザーによる屈折矯正。
また眼の上に何やら物体があるのがわかる。でも近すぎてよくわからない。
緑の光を見ていて下さいね~と言われる。

緑の光はあるけど、はっきり見えないのでぼんやり見つめている。
レーザー照射開始。緑の光以外にも、他の色の光も見える。
ぼや~っとした光の海。宇宙にいるみたい。

ジージーと、レーザーの音が聞こえる。レーザーの焦げるような匂いもする。
でも視界は宇宙。

「順調ですよ~」と先生の天の声が聞こえる。

そして宇宙を彷徨っているうちに、パッと緑の点にピントが合った。
見えた。と実感した初めての瞬間。

そしてフラップを戻して(という実感は全くないのでよくわからないけど、流れ的にそうなはず)、
眼の洗浄?点眼?水でブシューっと洗われる感触があって、右目は終了。

そして、左目も同じ、瞼を固定して、宇宙への旅。

そして、瞼を固定したテープをビリビリと剝しておしまい。
このテープ剥がしが、唯一痛みを感じる瞬間かも。。。

術後はすぐに回復室へ。
立ち上がって、ドクター陣を振り返って見た。
「せ、せんせぇ・・・・今先生の顔が見えます!!」
しかし感動を味わう間もなく、すぐに歩いて移動。

手術直後なので、白くもやがかかっている。
看護婦さんに手をひかれて、回復室に着く。
ドアに書いてある「回復室」という文字が見えた時に、
見える!!!!というのをまたもや実感。

回復室では、目を閉じて20分くらい待機してフラップを落ち着かせる。
リクライニングソファーがズラーっと並ぶ室内には、眼を休めている人が、何人もいる。
寝てはいけないと言われたけど、こんなドキドキした状態でとても眠くはならない・・・

そして、診察があって、今日から使う目薬の説明があって、おしまい。

術後は、しばらく涙が止まらなかったし、麻酔が切れたあとは痛みもあって、
当日は色々不安になったけど、
今、術後にこれを書いているように、ちゃんと落ち着いてきています☆

経過が順調なのでついつい、パソコンに向かっちゃうけど、
今日はこのへんで。次は術後検診編を☆

1 comment:

papa said...

無事終わったんだね、おめでと~パチパチパチ!

別世界で思い出した。
昔、メガネを掛けていたバイト先の先輩がコンタックトレンズをつくった時に、「鳥が羽ばたいてるのが見えるんだぜ!」って興奮気味に言ってたのを。